お吸い物は会席料理では欠かせない一品。結婚式、お祝い、法要などの席では必ず口にしますよね。非日常的な場で食す事が多いため、お吸い物を作るには修行が必要そうな気さえして来ます。このような理由でハードルの高い料理ですが、出汁さえ取れれば簡単に作ることが出来ます。今回は基本的なお吸い物の作り方がをご紹介します。
お吸い物の材料
- 水 ミネラルウォーターがベスト
- だし昆布 15cm×5cmを1枚
- 削り節 40g
お吸い物の作り方
- 【1】昆布を布巾などで軽く拭いて汚れを取ります。
- 【2】鍋に水4と1/2カップ入れます。
- 【3】その中に先ほど拭いた昆布を入れて30分ほど浸します。
- 【4】鍋を弱めの中火にかけて、お湯が煮立つ直前に昆布を取り出します。昆布を煮てしまうと、昆布のぬめりが出てしまうのでココがポイントです。
- 【5】鍋のお湯が沸騰したら、削り節を一度に加えます。
- 【6】菜箸などで削り節を押さえてお湯に沈めます。
- 【7】お湯が煮立ったら火を止めて1分程おきます。
- 【8】ボールなどにザルをのせてだしをこします。こした削り節を絞るとだしが濁ってしまうので注意してください。
- 【9】これで「だし」の完成です。
中の具材はお好みで
お吸い物の作り方でお吸い物は出来たも同然です。あとは中に具材を入れれば完成します。具材の組み合わせは、
- メイン 豆腐・魚・出汁巻き玉子・つくね…など
- 青み 菜花・三つ葉・ほうれんそう…など
- その他 そうめん・かまぼこ・椎茸…など
- 吸い口 ゆず・木の芽…など
の4つを季節の素材を選ぶと美味しくいただけます。お味噌汁も美味しいですけれど、特別な日の特別なお料理の時にどうぞ(笑)。