釣りに行き、釣り上げた魚をどうやって持って帰っています?。
これまで私は氷を入れたクーラーボックスの中に魚を入れて持って帰っていました。
魚屋さんも店頭では氷の上に魚を乗せて売っているのを見かけるので、
この方法で正しいと信じて疑わなかったのですが、
どうやらこの認識は間違いだったようです。
釣り師の魚の持ち帰り方
釣り場で知らない人と仲良くなってしまう事ってよくあります。
釣れるまでの間、世間話をしながら浮きを眺めるのも釣りの楽しみ方の一つです。
その会話の中で魚の持ち帰り方の話題になりました。
そこで釣り歴数十年のベテラン釣り師さんから教わった魚の持ち帰り方をご紹介します。
釣った魚はすぐに締めるのが鉄則
釣った魚の鮮度を保つため釣った魚は釣り上げた直後に締める事が重要だそうです。
バケツやクーラーの中でもがき苦しんだ魚は、
傷ついたり血が身に回ったりして味は確実に落ちるそうです。
そのためには締め方を知らなくていなりません。
私の場合は大物狙いでは無いのでもっと簡単な方法を教えてもらいました。
海で小釣った魚を持ち帰る方法
必要なもの
- クーラーボックス
- 氷
- 海水
- 食塩
- ビニール袋
釣った魚の持ち帰り手順
- 【1】 クーラーボックスの中に海水を入れます。
- 【2】 海水の中に氷を入れます。
- 【3】 更に食塩を一掴み入れます。
- 【4】 魚が釣れたら速やかにクーラーボックスの中に入れます。
- 【5】 帰りにクーラーの海水を抜きます。
- 【6】 自宅へ持って帰って調理して下さい。
釣り上げた小魚を瞬時に即死させるためには低温水が有利。
この方法を『氷締め』と呼ぶそうです。
また、水に海水を使う理由として持ち運びの便利さもありますが、
浸透圧の変化で魚の中の水分が抜けるのを防ぐためです。
この理由から真水で出来ている氷の分だけ塩を入れます。
ペットボトルに水を入れて凍らせるか、
氷をビニール袋の中に入れて海水と絶縁するのも一つの方法です。
海が家から近い方なら海水をそのまま凍らせてしまうというのもワイルドな方法ですね。
※氷に塩を振りかけると氷の温度が氷点下に下がる性質がある為、
氷には塩を振っておきましょう。
自分で釣り上げた魚はどんな状態で調理しても美味しいもの。
ですが、魚の持ち帰りの方法一つで更に美味しく頂けますので是非実践してみて下さい。
最後までご高覧頂きまして有難うございました。