骨付きの鶏のもも肉、食卓に上がるだけでもゴージャス感が増しますよね。一度に何本もの鶏のもも肉を揚げるには、大量の油が必要になります。一度使った油は捨てるだけなので、そこが勿体無くて夕食のおかずには避けてきたメニューでした。しかし、骨付き鶏のもも肉を揚げる前のチョットした一手間で、油も少なく火の通りも100%気にせずに調理出来る方法を教わったのでご紹介します。
鶏肉は最初に蒸す?
「豚肉と鶏肉はしっかりと火を通してからっ!」
って子供の頃に躾られた方は30代後半以降の方たちでしょうか?。斯く言う僕は、そう言われて育った世代。どうも肉に火が通っていないと気持ちが悪いのです。ですから、分厚い大きめの肉は蒸すか煮るかの二択のみ。揚げるとなると、どうしても火の通りが気になって揚げ過ぎで思うような味付けが出来ません。
そんな話を知り合いにしたら、
トットさんを揚げる前に蒸せば良いんじゃなぁ~い?
・・・それ、アリなんすか?。おぼろげには、これもアリかな?。邪道じゃないかな?。そう思っていたのですが、全然アリみたいです。僕にとっての揚げ物嫌い(作るのが)の原因は火の通り加減が分からない事にありましので、この方法で全てが解決されます。さらに、蒸すという調理法を使えば、
- ポテトサラダ用のジャガイモ
- ウィンナー
- ゆで卵
など、一度に複数の料理を同時に作る事が出来るので便利過ぎです。アリならばやってみようと言う事で今夜、実際に作ってみました。
写真は無いけど….「骨付き鳥のから揚げ」作ってみた
ゴージャスな骨付き鶏のから揚げの写真はカメラのトラブルの為ありません。写真はクリスマスに骨付き鳥のから揚げを作るのでその時に写真を付け加えます。すいません(-_-;)。さて、先ほども書いた通り、クリスマスへの転用を意識した実験的な試みです。クリスマスケーキの予約も終わった、さて、今年はケンタか?マックか?っと考えていたのですが、子供は何時までもケンタやマックでは騙されてはくれないようで…..。っとなるとローストチキンっぽいレシピが必要。しかも、低予算で短時間で作るとなれば、実験による出来上がりの確信が僕には絶対に必要だったのです。で、今日作ってみた晩御飯のおかずは、
- 骨付き鳥のから揚げ
- ポテトサラダ
- レンコンの揚げ物
- 蒸にんじん
- 蒸ウィンナー
です。これらに刻みキャベツを加え、一人一皿のワンプレートに盛り付けました。蒸すという作業は非常に楽です。蒸し器が沸騰したら、食材を並べて15分間しっかりと蒸します。ジャガイモにお箸がス~っと通ったら他のもオッケー。お皿に上にキャベツの千切りを天高く盛り付けてから、蒸したにんじんとウィンナーを配置。サラダ油を熱したフライパンに鶏肉を入れてフタをして、その間にポテトサラダを作ります。ポテトサラダの具は、生の千切り玉ねぎと刻んだきゅうり。本当はゆで卵も入れたかったのですが冷蔵庫の中に卵の在庫がまさかのゼロ。残念ながら今回は卵抜きです。蒸している間に玉ねぎときゅうりを刻んでおけば、ポテトサラダ作りは5分と掛かりません。鶏肉の焦げ目の色合いを見ながらポテトサラダをお皿に盛り付けし、鶏肉がいい感じになったら油から上げて油を切ります。その間にレンコンを残り油で揚げます。2~3分後、鶏肉をお皿に盛り付けレンコンの油を切ります。レンコンの油が切れたらレンコンをお皿に盛り付けます。僕は鶏の揚げ物にはレモンがベストパートナーだと信じている人なので、スライスしたレモンを一枚添えて完成です。
蒸初めから完成までの所要時間は?
蒸し器に水を入れてから完成までに必要とした時間は30分でした。ちなみに、お皿は4枚分(4人前)、厳密に言えば自分のは作りながらつまみ食っていたので実質は5人前です。食材を蒸している間に次の準備をすれば思いの外短時間で作る事が出来ました。また、ダイエット中の娘さんや高齢者には揚げ物は敬遠されがち。なので、そんな方には蒸したままでお出しする一手もあります。蒸した場合は別途、しょゆや味噌をベースとしたタレが必要です。我が家では市販のごまだれが一番人気です。
簡単骨付き鳥の蒸しから揚げ実験まとめ
教えてもらって速攻ささっと骨付き鳥の蒸しから揚げを作ってみましたが、手間暇が掛からず火の通りの心配も不要な調理方法でした。僕には合った調理法だったので、今後はこの方法で骨付き鳥の揚げ物は作ろうと思います。一方、鶏のから揚げについては、金スマ流から揚げレシピで作った方が人気なのでしばらくの間は金スマ流で作る事になりそうです。今回の実験で、やっとクリスマスの準備が完了した気分になります。
さて、次はおせちの準備….っか…..(苦笑)。