お茶、コーヒー、ジュースなど暑い夏の飲み物には氷が欠かせません。
そうめんや冷やしうどんやざるそばなどの麺類だって、
冷たい氷水で麺を洗うと美味しさ倍増です。
今回は、せっかく凍ってるのだから溶けにくい氷の作り方をご紹介します。
簡単、溶けにくい氷の作り方
溶けにくい氷を作るための条件とは?
溶けにくい氷は普通に水道水を製氷皿の中に入れて冷凍庫へ入れても出来ません。
溶けにくい氷を作るためには、
- 水の中の空気を抜く
- 氷をゆっくりと凍らせる
この条件が必要となります。
では、溶けにくい氷を作る為の具体的な方法をご説明します。
溶けにくい氷を作り手順と、氷が溶け難く出来る根拠
- 【1】 水を沸騰させて空気を抜くか、ジューサー(ミキサー)の中に水を入れ5秒かき混ぜます(この方法でも空気を抜くことが出来ます)
- 【2】 空気を抜いた水を製氷皿の中に入れて、製氷皿をタオルで包みビニール袋の中に入れます
- 【3】 冷蔵庫の冷凍庫の中に製氷皿を入れて凍らせます
- 【4】 氷が凍れば出来上がりです
水の中の空気が多いほど早く水になる氷が出来ます。
それは、空気が氷を溶かしてしまうからの他なりません。
水の中の気体を抜く方法としては水を沸騰させる方法が有名ですが、
ジューサーやミキサーで水を高速回転させる事によっても同じ効果が得られます。
製氷皿をタオルで包む理由は氷をゆっくりと凍らせる為。
氷は氷の結晶の集合体です。
結晶を大きいほど氷は溶け難くなります。
タオルで包んだ製氷皿をビニール袋で包む理由は、
そのままタオルを冷凍庫に入れると、
冷凍庫の床にタオルがくっついて取れなくなってしまうためです。
タオルで包む方法が面倒でしたら冷凍庫の温度を上げる方法もありますが、
日常生活の中で肉や魚などを凍らせる事を考慮すると実用的な方法ではありません。
もっと簡単!飲料用として使わない氷の場合
飲料用の氷で無い場合、
水の中の塩を少々入れて凍らせると溶けにくい氷を作ることが可能です。
釣りのクーラーの中やキャンプなどで缶ビールやジュースを冷やすための氷ならば、
塩を入れて方法が手間要らずで簡単です。
どうせ作る氷なのです。
溶けやすい氷よりも溶けにくい氷の方が作り甲斐があるとは思いませんか?。
溶けにくい氷が出来たところで、
今度は透明な氷・・・興味がございましたら読んでみて下さいね(笑)。
最後までご高覧頂きまして有難うございました。