皆さんはマウスをどちらの手に持ってパソコンを操作しますか？。多分、右手でマウスを操作されている方は多い事でしょう。左利きの方も右手で操作されていませんか？。右利きの方にとっては、左手でマウスを操作することによる恩恵を受ける事が出来ます。左手でのマウス操作は慣れれば簡単。PC入力速度アップを目指す方は、特に実践してみる価値のある操作法です。
PC操作は人体の右側への負担が大き過ぎる
パソコンを操作をする時に右手の負担する範囲は、
- マウスの操作
- 矢印キーの操作
- エンターキーの操作
- テンキーの操作（テンキー付属の場合）
と、体の右側が負担する操作が多いため、右側の首や肩の不調を訴える人が多いです。さらに、テンキー付属のキーボードを操作した場合、実際にマウスを動かすスペースとキーボードの位置とのバランスが悪くメインである筈のキーボード操作の中心が左へずれます。それに伴い、オペレーターの中心軸も左へずれる為、疲れや痛みを生じやすいのです。
２０年以上右手で操作していたマウスを左手に持ち替えてみた
２０年以上右側にあったマウスが左側に移動しただけで違和感が半端無いです。左手用のマウスボタンの設定への変更はしていません。右手で使う場面も今後あるでしょうから設定を変えずに右手用で覚える事にします。
左手でのマウス操作は半日くらいで慣れました。また、頻繁に使う矢印キーとエンターキーの操作は楽になりました。右手がずっと自由なため、テンキー付属のキーボードの操作は飛躍的に向上すると思われます。
CAD操作にも効果的
文字入力とは違い、テンキーやエンターキー、矢印キーを多用するCADの操作で左マウスは入力作業効率に相当な期待が持てます。常に右手が空いている状態を、一度でも体験すれば効率アップの理由が体感出来る事でしょう。同様の理由で、経理事務所や計算事務所などの数字を多く使う業務でも入力速度アップへの期待が持てます。
左手が右脳を刺激
普段使わない左手に慣れない作業をさせる為に、右脳が刺激されてアナタの新しい能力が開発されるかも？。少なとも右側への負担は大幅に改善されます。
こんなメリットも
写真のように休憩タイムが取れない場合でも、右手が空いているのでコーヒーを飲みながらの作業も楽にできます。同様の理由で、おにぎりやサンドイッチなどを食べながらもガンガンと仕事が出来ます。短期決戦には有利なマウス活用法ですので、今日からでも左手を慣らしておけば緊急事態の強い味方になってくれる事でしょう。
