ずっと間違ってた!乾電池を冷蔵庫で保管すると長持ちするという都市伝説

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電池

子どもの頃、

『乾電池は冷蔵庫で保管すると長持ちする。』

っと、同時の大人に聞いてから四半世紀以上信じ続けて来ました。しかし、我が家の乾電池は冷蔵庫の中にはありません。それは、家族からの抵抗があった為です。もしも、私が一人暮らしだったら、100%電池は冷蔵庫で保管していに違いありません。

先日、乾電池の有効な保存方法を調べていると、三菱電機の『電池の上手な保管方法は?』というページへたどり着きました。そこに書かれていた文章は、これまで自分にとっての常識が一瞬にして崩壊する内容でした。

冷蔵庫

電池は換気の良い、乾燥した涼しい場所に保管してください。電池を高温・高湿の場所に保管すると電池の性能が劣化したり、液漏れを促進します。保管温度は10℃~25℃が適切であり常温を超えないようにしてください。極端な湿度条件(例えば相対湿度95%以上、40%以下)に長期間置くと電池や包装に悪影響を与えるのでこれを避けるようにしてください。また、冷蔵庫に保管すると電池が結露し、水滴により正極(+極)と負極(-極)がつながり電池が消耗したり、サビが発生する原因となるので避けてください

三菱電機『電池の上手な保管方法は?』より引用

三菱電機さんがそう言っているのですから間違いはありません。乾電池は10℃~25℃の乾燥した涼しい場所で保管しましょう。

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AKBさっしーも同士だった!

先日の総選挙で堂々1位を獲得した現HKT48の指原莉乃さんも、AKB48時代(2010-09-29)のブログで『電池は冷蔵庫保存で長持ちするらしいよ』という記事を書いていた程。彼女がブログで書いていたくらいですから、現代の若者の中にも浸透していたものと思われます。

でも、どうして冷蔵庫での保管方法が広まったのか?

冷蔵庫での保管は、今の乾電池のご先祖様に当たる初期の乾電池の保存方法だったようです。昭和29年(1954)4月に発売された国産初の完全金属外装乾電池「ナショナルハイパー」以前の乾電池は、亜鉛缶を紙で巻いてあるタイプのもので、熱・日光・湿度に対する耐久性が無かった為、冷蔵庫で保管する習慣があったそうです。ちなみに大阪では、乾電池を冷蔵庫で保管している世帯が多いという情報が多数報告されています。

どちらにせよ、メーカーが推奨する保管方法が一番だと思います。なので今後は、乾電池は日の当たらなくて、涼しくて、乾燥している場所を探して保管する事にします。となると、我が家の場合、飼い猫が寝ている場所がベストという事でしょうか?(笑)。

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