夏と言えばキャンプ。
キャンプでの食事と言えば、バーベキューとカレーライスが定番メニューです。
そしてカレーライスにはご飯が欠かせません。
今回は、飯盒炊爨(はんごうすいさん)で作る美味しいご飯の炊き方をご紹介します。
ちなみに、飯盒でご飯を炊く場合、
飯盒炊飯(はんごうすいはん)では無くて飯盒炊爨(はんごうすいさん)と呼びます。
飯盒でお米を炊こう!飯盒炊爨の方法と時間
飯盒でおコメを炊くのは意外と簡単
お釜を使って設備の整った調理場でご飯を炊くよりも簡単かも知れないほど、
火さえ起こしてしまえば、飯盒炊爨は予想外に簡単です。
それは、飯盒がお米を炊くために特化した調理器具だからです。
野外での不安定な火力の中でもお米が炊けるのも飯盒ならではの形状にあるのだそうです。
お米の測り方
飯盒には黒い外蓋と中にある内蓋があります。
外蓋はお米3合が計れます。
一方、内蓋では2合のお米が計れます。
飯盒は2合とその倍の4合のお米が炊ける調理器具。
基本的には内蓋でお米を計る事になります。
飯盒炊爨の下準備
- 【1】 内蓋でお米を計ります。2合は内蓋1杯、4合は2杯分です。
- 【2】 飯盒の中にお米と適当な分量の水を入れてしっかりと蓋をします。
- 【3】 飯盒の蓋と底に手を当てて、飯盒を上下に振ってお米を洗います。
- 【4】 この作業を数回行います。
- 【5】 飯盒の内面に日本のメモリがあります。下が2合で上が4合です。洗ったお米の分量に合わせて水を入れます。(水はメモリに対して若干多めが美味しく作れます。)
- 【6】 飯盒の蓋をした後、30分程度お米に水を吸わせます。
- 【7】 以上で下準備は終了です。
飯盒炊飯の火加減
いよいよお米を炊き始めます。
時計を片手に火の調節をしながら美味しいご飯を炊きましょう。
- 【1】 弱火で5分
- 【2】 中火で5分
- 【3】 強火で5分
- 【4】 とろ火で10分
- 【5】 火から飯盒を下ろして、ひっくり返して蓋の部分を地面に付けるように置きます。この状態で10分蒸らします。※10分経つまで絶対に蓋を開けないで下さい。
火にかけてから35分の時間を必要としますが、
子どもたちに作らせると食事の時のウケが良いのです。
自分で炊いたご飯ですから絶対に文句も言いません。
カレーに問題があっても全然大丈夫。
その意味でもご飯は子ども達の担当に最初から決めておきましょう。
一度教えておけば、
2回目からは自分たちで勝手にご飯を作ってくれるようになりますよ(笑)。
それでは楽しいキャンプをお過ごしください。
最後までご高覧頂きまして有難うございました。