裏庭の小さなスペースで自家栽培を楽しんでします。
大根、人参、ジャガイモなどは上手く育ってくれす。
そんな中、今、一番の問題はキャベツの青虫。
幸せそうに畑を飛び回っているモンシロチョウが最近は憎たらしく見えて仕方ありません。
農薬を使えば青虫を駆除出来るのでしょうが、せっかくの自家栽培。
出来る事なら無農薬でキャベツを作りたいと考えるのも当然の思考回路。
キャベツ栽培について質問出来る知り合いも居ないのでネットで調べてみることにしました。
キャベツの青虫対策まとめ
対策1:一匹ずつ捕まえて駆除
青虫は割り箸やピンセットなどを使って一匹ずつ捕まえるのが一番の方法。短時間で駆除したいのなら素手で取り除くのが効率的で効果的。
農薬を使わずに青虫を駆除するには、
一匹ずつ捕まえるという方法が一番多く紹介されていました。
現実問題として、キャベツの葉の裏側には小さな青虫が沢山くっ付いています。
これらを一匹ずつ駆除するのは非常に大変な作業です。
また、次々とモンシロチョウが卵を産みつけて回るので、
休む間もなく青虫を取り続けなればなりません。
単純で効果的な方法なのは理解していますが、
女性は素手で青虫を触る事を嫌います。
もっと良い方法は無いものでしょうか?。
さらに探してみました。
対策2:キャベツを防虫ネット・寒冷紗で覆ってしまう
モンシロチョウがキャベツに卵を産み付けられなければ青虫は発生しません。防虫ネットでキャベツを覆ってしまえば被害を抑えることが出来ます。
今回はキャベツが大きくなってしまったので使う気力も残っていませんが、
次回は防虫ネットか寒冷紗を被せる方法を取り入れてみようと思います。
チョウが卵を産み付けられなければ、
青虫も生まれる事が出来ませんからこの方法は使えそうです。
ただし、アブラムシ対策には効果は無いという記事も多数見られました。
テントウ虫の幼虫を沢山捕まえて来て放てばアブラムシ対策になりますかね?。
対策3:コンパニオンプランツのレタスを使ってみる
コンパニオンプランツを利用して野菜類等とハーブ類等をうまく組み合わせて一緒に植えると、病害虫を防いだり、成長を促進したり、収穫量が増えたり、風味や芳香を良くしたり等、様々な良い効果を生み出すと言われている。経験的に言われているものがほとんどで科学的に解明されている例は少ない。しかしアブラナ科植物とレタス、トウモロコシとマメ科植物、ユウガオと長ネギ等効果が立証されている例も少数ながらある。
ウィキペディアより引用
キャベツのコンパニオンプランツはレタスだそうです。
この方法を使って実験的にキャベツの栽培実験を実践している
『農業革命』さんの記事が参考になりましたのでご紹介します。
この実験の素晴らしいところは、
レタスとキャベツを交互に植えたコンパニオンプランツを利用した栽培方法と
農薬を使用した栽培との比較がなされてる点です。
素人の私にとっては、この比較写真が理解しやすかったです。
現時点でわかる結果は、「レタスにアオムシ除けとしての効果はある」ということです。
この記事ではこのように結論付けられていました。
裏庭で栽培中のキャベツと比較しても断然被害は少ないようです。
問題はキャベツよりもレタスの方が早く育ってしまう事ですね。
対策4:ペパーミントを使う方法
高子数理研「虫退治法」では、
ペパーミントを使った青虫を避ける方法が公開されています。
この方法は、
ペパーミントを細かく切り刻んでキャベツの葉の中に入るようにふりかける
というもの。
そうする事によってこれまで大量に発生していた青虫が姿を消したそうです。
現段階はではこの方法が今のキャベツには一番効果的な方法だと思います。
対策5:秋植えキャベツを作ってみる
キャベツには春植えと秋植えのがあるそうです。
春キャベツを作る時期は、
モンシロチョウが活発に卵を産み付ける時期が重なるため青虫の被害は避けられません。
ならば、虫の活動が低下する秋植えキャベツを育てれば、
問題は解決するのでは無いでしょうか?。
今回の春植えキャベツは多分失敗に終わりそうなので、
秋キャベツにチャレンジしてみようと思います。
ちなみに、キャベツの連作は伝染病などのリスクが高くなるそうなので、
4~5年の間隔を空けて栽培しなければならないそうです。
無農薬キャベツ青虫対策まとめ
- 青虫を一匹ずつ取る方法が最も簡単で効果的です。しかし、この作業を毎日繰り返さなければなりません。相当な労力を必要とする作業です。
- 苗の段階で防虫ネットを掛けましょう。
- レタスと交互に作付する事によって青虫の被害を減らす事が出来ます。
- ペパーミントを細かく刻んでキャベツの葉にまくと青虫に効果的です。
- 秋植えキャベツの方が青虫の被害を減らす事が出来ます。
夏の葉野菜の栽培の大変さは身をもって知る事が出来ました。
この経験を元にして、
夏キャベツ、出来るまでチャレンジしたいと思います。
最後までご高覧頂きまして有難うございました。