鰻の蒲焼きを食べるといつも高校生時代を思い出します。というのも、通学路に鰻屋さんが密集した場所がありまして。お金の無い私にとって学校の帰り道でのあの香りは地獄そのもの。
「大人になって金持ちになったら、死ぬほど鰻を喰ってやる!。」
そんな事を思いながら自転車をこいでいたものです。そんな鰻ですが、蒲焼きにつけるタレ。何十年も鰻をつけ続けて出来上がるのは分かりますが、
「どうして腐らないの?。」
って思っていました。
2015年4月5日に放送された、「林先生が驚く初耳学 直前SP」で長年の謎があっさりと解けたのでご紹介します。
鰻の蒲焼きで使うタレはどうして腐らないの?
鰻の蒲焼きで使うタレが腐らない理由は「低温殺菌」の効果。焼いた鰻をタレに漬けることにより、70℃~60℃ではあるものの低温で殺菌している状態となり腐らないのだそうです。また、
「何年のタレに漬けてれば元のタレなんか無くなってしまうよ。」
っと鰻屋のご主人が言っていたそうな。低温ながらも火が通る事によりタレが腐らないわけですね。
林先生もおっしゃっていましたが、逆に流行っていないお店のタレは危ないとも言えます。鰻屋さんへ入る前に、そのお店が流行っているのかどうかを確認する必要はありそうですね。