縁日で必ずやってしまうのが金魚すくい。
これだけは何故か子供はやってしまいます。
そして何故か数匹すくえてしまいます。
金魚をすくっている時は、金魚をすくう事だけに意識を集中していますが、
すくった後に…どうしよう…金魚….。
このページへたどり着いた方の家には、
数時間前にすくってしまった金魚がいらっしゃるのではありませんか?。
金魚へ目をやれば、狭いビニール袋の中で少し弱った感じになっているかも知れません。
今回は、金魚をすくってしまった場合の対処法についてご説明します。
金魚すくいの金魚の飼い方
水道水の中に金魚を入れると死に至ります
注意!!!水道水を入れたバケツに金魚を入れると死んでしまいます!!!。
金魚はビニール袋の中にそのままにして読み進めて下さい。
金魚も熱帯魚も淡水魚は水道水に入れてしまうと高確率で死んでしまいます。
それは、水道水の中にカルキ(塩素)が入っているからです。
まずは、カルキを抜いた水を用意する必要があります。
水道水のカルキ(塩素)を抜く方法
バケツに水道水を入れて半日放置する方法が最も知られている方法です。
このカルキを抜く方法を検証した実験データが
医薬品でお馴染みの株式会社キョーリンで報告されています。
データによると、
6時間屋外の太陽光が当たる場所で放置(11:00~17:00)
すると100%カルキが除去されるという結果になりました。
しかし、目の前の金魚の命を救うためには時間が足りません。
早急にバケツのカルキを抜く必要があります。
そこで、短時間でカルキを抜くには市販のカルキ抜きを使う方法がありますが、
縁日帰りのこんな時間ではカルキ抜きを買うことすら出来ません。
では、他に方法は無いものかとネットを探すと、
バケツでも洗面器でもいい。金魚の体内浸透圧と同じ濃さ(約0.5%)の塩水(水1リットルに塩小さじ1杯)を作り、ビタミンC入りのアメを少し溶かす
この方法がlifehackerさんの
で紹介されていました。
一瞬「大丈夫か?」っと疑ってしまいますが、
取り敢えず翌日の夕方まで塩水浴へ避難させましょう。
ただし、カルキが抜けても急に温度の違う水に金魚を入れると、
温度の違いから金魚が死んでしまう場合もあります。
バケツの上にビニール袋ごと金魚を浮かせて30分ほど温度を合わせた後、
広いバケツの中へ移動させてあげましょう。
金魚の餌は?
一番良いのは市販の金魚の餌です。
金魚の餌はコンビニでも販売されているようです。
24時間コンビニへ行けば買うことが出来ます。
また、家にある食材では、
- お麩(ふ)
- パン(粉にしたもの)
などが金魚の餌として挙げられます。
lifehackerさんの記事によると、
金魚は2~3週間ほど食べなくても生きていけるそうです。
なので、一晩くらいは餌をあげなくてもへっちゃらのようです。
金魚を飼うために揃えておきたいモノ
- 60cmの水槽(大きければ大きいほど良い)
- 水質を維持するためのフィルター
- 水質を安定させるためのバクテリア
- エアーポンプ(ブクブク)
- 水草(任意)
- 砂(任意)
金魚の飼い方
インターネットでは様々な金魚の飼い方を説明したページがあります。写真入りで詳しく紹介されたページも多数ありました。その中でも
というテキスト(文章)メインの説明ページが非常に理解し易かったです。
写真付きの説明ならば、
がオススメです。
えぇぇ~!!!ショックな話
金魚は小さい魚だと思っていたのですが、
金魚すくいの水槽の中には鯉の子どもが混ざっている事があるそうです。
もしも、すくった金魚が鯉の子どもだったら、
金魚がドンドン大きくなる可能性があります。
これは個人的にショックな話でした。
鯉の子どもだった場合の対応策を、
観賞魚の飼育が趣味の友人に聞いてみました。
彼の話によると、魚は水槽の大きさに比例して育つそうです。
大きな水槽なら大きく、小さな水槽なら小さく育つそうです。
なので、鯉が極端に大きくなる心配は無いそうです。
しかし、最低でも60cmの水槽は用意してあげた方が良いそうですよ(笑)。