瀬かいはひとつではない!劇場版SPEC結「爻ノ篇」のちょいネタバレ考察

この情報を友達にも教える

スポンサーリンク
スポンサーリンク

劇場版SPEC結「爻ノ篇」はエンドロール終了後、誰一人席を立たせなかった作品だった。

【映画パンフレット】 【『劇場版SPEC(スペック)~天~』『劇場版SPEC/スペック/~結~漸ノ篇』『劇場版SPEC~結~爻ノ篇』パンフレット3冊+フライヤー1枚 4点セット】 監督:堤幸彦.出演:戸田恵梨香.加瀬亮.栗山千明.北村一輝
【映画パンフレット】 【『劇場版SPEC(スペック)~天~』『劇場版SPEC/スペック/~結~漸ノ篇』『劇場版SPEC~結~爻ノ篇』パンフレット3冊+フライヤー1枚 4点セット】 監督:堤幸彦.出演:戸田恵梨香.加瀬亮.栗山千明.北村一輝

もし、僕らの未来が決まっていたら?。世界の終末は最初から決まっていたら?。そして、それを何度も繰り返していたとしたら….?。

2013年12月8日。劇場版SPEC結「爻ノ篇」を観て来ました。エンドロール終了後、館内が明るくなっても誰一人席を立たなかったのがとても印象的でした。今回は、劇場版SPEC結「爻ノ篇」のちょいネタバレ感想を書いてみようと思います。

ファティマ第3の予言+ガイア理論+多元宇宙論=劇場版SPEC結「爻ノ篇」

映画を観ていない方、ごめんなさい。ぶっちゃけ最初からネタバレです。

結論から言えば当間は瀬文の銃弾によって射殺されます。そして、当間の死によって世界が終焉から救われる結果となります。世界各国の核が発射され、セカイが止めた時間を再び動かした1分後に世界の終りを向かえる….。ファティマ第三の予言がもう目前!絶体絶命、万事休す!なワケです。これもガイア(地球)の意志によるものならば、世界を救う事など不可能にも思われます。しかし、堤監督の落としどころは多元宇宙論でした。殿下の宝刀とはこの事。もう、何でもアリです。多元宇宙論の考え方は、パラレルワールドや平行宇宙などのSFの考え方を物理学的に解明する理論です。

宇宙は1つでは無く限りなく存在する。

この考えによれば、我々の宇宙と全く別の物質である宇宙もあるが、ほんの少しだけ違った宇宙も存在する。これは、宇宙が無数に存在しているために起こる現象。たとえば、自分と全く同じ遺伝子データを持つ少しだけ違った宇宙が存在する可能性は極めて高いという考え方です。SFのようですが、現代の物理学では可能だと考えられている理論です。また、時間は全てが同じ速さでは流れていないという考え方を用いれば、世界の未来は決まっているという良い方も実は架空の空論ではありません。これを元に解釈すれば、当間の右手で セカイ=神 を当間の体内に封じ込め、左手の力で冥界の門を開き、当間共々、セカイを冥界へ封じ込めるという着地点は一般の方々よりも物理学を専攻している方の方がすんなりと理解出来たのかも?。兎に角、考え始めると深い内容です。

これらの理論を僕には分かりやすく説明出来ません。なので「ナショナルジオグラフィックチャンネル 宇宙~時空超越の旅~ 多元的宇宙の謎」という動画がGyaO!で無料で視聴出来るのでご興味のある方はご覧下さい。同じく「ナショナルジオグラフィックチャンネル タイムトラベル (Time Warp) 宇宙〜時空超越の旅〜」では、我々の日常は幻想に過ぎないと言う考え方を分かりやすく説明してくれています。こちらは有料ですが、定期的にGyaO!で配信されているので将来的に無料視聴出来る可能性はあります。SPECを違った角度から楽しむ事が出来ますので是非!。

瀬かいはひとつではない

「爻ノ篇」エンドロールで流れた赤文字を繋げた言葉は、まさしく多元宇宙論を示唆したものは明白でしょう。裏を返せば、

「SPECは終ったけれど、スピンオフは作るかも?だって、瀬かいはひとつではないのだから…..。」

そんな意味もあるのでしょうか?。個人的には、スペッフォルダーの存在しない当麻と瀬文の推理ドラマも見てみたい気がして来ます(笑)。

当麻の死の意味

これまでセカイは幾度も世界の終りを実行して来た存在。何度も世界を終わらせ、ガイア(地球)を浄化の為にリセットさせて来ました。しかし、今回は当麻の死によりセカイ自身が冥界へ封じ込まれるという『別の結果』を迎えたため、新しい世界が生まれ、世界の終焉を向かえるはずだった世界は消滅。これは二つのバブルの片方が割れる映像で表現されています。新しい世界での瀬文は当麻を射殺した犯人としての未来を向かえる結果となりますが….。

結局、当麻紗綾はどうなる?

-瀬かいはひとつではない-

生物が持つ意識の数だけ世界はある。

そして、ある面積以上の重なりだけが認識され、

時にそれがこの世界と呼ばれる。

当麻は死に、瀬文は獄中へ….。地居(左利き)と美鈴ちゃんが恋人同士の世界など、これまでとは違ったパラレルワールドの中、当麻は別の世界を漂い誰にも認識されない存在として描かれます。このまま永遠にループし続けるかに思われますが、瀬文がその存在を本能的に察知し、当麻の手をしっかりと掴み止めます。その瞬間、幽体のようだった当麻の姿が実体化する描写が。これで二人が結ばれるならばハッピーエンドな作品とも言えますが、『生物が持つ意識の数だけ世界はある。』わけですから、当麻と瀬文の行方はお客様一人一人にお任せしますという事なのでしょう。かなりエヴァ的ですなぁ~。

瀬文焚流(せぶみ たける)という名前の意味

ドラマSPEC初回放送視聴直後、瀬文焚流(せぶみ たける)って変な名前…..。そう思った事を思い出しました。その2年後、この名前の意味が劇中最後に明かされる事になります。

Save me Take loop(私を救って!この輪廻から!)

この英語を観た瞬間、背筋がゾゾっとしました。ネットでは当然、話題になっている事でしょうが、映画に集中したいし、最後なので十分に楽しみたかったのでネットからの情報を一切シャットダウンしていたので余計に鳥肌が立ちました。最初から、このストーリー考えてたの?。それとも、取りあえず伏線張ってたの?。SPECでは、一十一の文字を重ねて王にしたりと文字を巧みに使っていたのですが、最後のSave me Take loopは流石に思いつきもしませんでした。劇場版SPEC結「爻ノ篇」を何度か見直せば、もっと沢山の仕掛けが見つかる事でしょう。秘密探しはDVDが発売されてからのお楽しみと言う事で(笑)。

まとめ

ケイゾク放送以来12年に渡って楽しませてくれたシリーズが幕を閉じました。お陰様で最後の2作品は劇場で堪能出来る事が出来ました。個人的にはSPECシリーズの中で劇場版SPEC結「爻ノ篇」ナンバーワンでした。素敵な作品「いただきました」。でも、これでSPECは終わりだと知りながらも劇中最後に飛び出した「朝倉(アサクラ)」という名前にはコンマ1パーセントの期待さえ感じています。だって、アサクラは「ケイゾク」の時系列へループするんですよね?。なので「ケイゾク3」の構想が裏で進行していると淡い期待も抱いています。

最後ですが、堤監督様並びにスタップ一御同様、素敵な作品をありがとうございました。次回作にも期待しています。

でも、やっぱり最後は柴田純にも出て欲しかったなぁ~(笑)。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

この情報を友達にも教える

スポンサーリンク
スポンサーリンク